雪が積もり、まだ春は見えなくとも、春はすぐそこに隠れているだけである。

陰暦二月を「如月」とも云うが、別の表現で「雪消月」(ゆきぎえづき)とも云う。

雪が溶けて春が来る、と云う明るい希望を表す。

本Webサイトの最初の『Story』は、この「雪消月」を想いながら、新型コロナウイルスの猛威と戦い続けている等潤病院伊藤雅史理事長と、コロナ禍での激甚災害から再起を図るランドアース迫田重光社長にお話を伺った。

新型コロナウイルスの猛威や、災害の爪痕が雪のように溶けて春が来ることを願う。

また、ファッションブランドとして世界中にファンを持つツモリチサトのスタッフ木村由美さんのStoryを掲載した。

美しいファッションやStoryには人を元気にする力や未来への希望がある。

『intermission』では、舞台や映画での幕間や休憩時間もまた素敵な時間であるとの想いから、私の周りにいる才能あふれる方々に原稿を依頼した。見たことのない景色が観られるような多彩なラインナップを揃えていきたい。

最後に、『私考と思考』と云う素敵な言葉は、アートディレクター髙田正治先生にご考案いただいた。この素敵な言葉に乗せて、私の想いをつづりたい。

このWebサイトが皆さまの息抜きや楽しみ、そして発表の場になれば幸いです。