こんにちは。じむこといいます。
今日は鍛冶(かじ)(ちょう)について書いていきたいと思います。

早川総合法律事務所は神田の鍛冶町2丁目にあります。

鍛冶町という名前の由来は、江戸時代初期の町割(区画整理)により、
鍛冶方(かじかた)棟梁(とうりょう)だった高井伊(たかいい)(おり)という人が幕府から土地を拝領(はいりょう)して、
屋敷を建てたことが地名由来とされています。

高井家は「(かん)八州(はっしゅう)」と呼ばれる 相模(さがみ)武蔵(むさし)安房(あわ)上総(かずさ)
下総(しもうさ)常陸(ひたち)上野(こうずけ)下野(しもつけ) の鍛冶頭を務め、
その配下にあるたくさんの鍛冶職人たちも
この地に集まって住むようになりました。
すごいですね~、まさに鍛冶職人のカリスマです。

2丁目界隈は「刀」や「薙刀」といった打ち物を
扱う業者が多かったのが特徴だったようです。
その他にも書物問屋や薬を扱う業者も集まっていたそうです。

戦後には多くの家庭用・建築用金物店があり、
神田駅南口から東神田までの大通りは、
「神田金物通り」と呼ばれています。

江戸時代から日本の暮らしを支えていたのがこの鍛冶町です。

事務所のある2丁目は神田駅から歩いてすぐの場所です。

今日もたくさんの人がここで仕事をして、今の日本を支えています。

早川総合法律事務所はこの地に開業して、今年で14年です。

撮影:札幌市資料館(旧 札幌控訴院)

文献・・・明治東京名所図会上巻(朝倉治彦・槌田満文編、東京堂出版)
     千代田区ホームページ「町名由来版」

 

おまけ

神田駅のガード下には、たくさんの飲食店があります。
先生や事務所のスタッフさんたちが、
仕事帰りに1杯やってるかもしれないので、
じむこはいつ誘われてもいいように、
電話の前で正座して待っています。

ここ、北海道だけど。